イギリスの大学・大学院卒業後の就労と起業

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今回はイギリス留学、学校を卒業後、イギリスで働くためのビザを紹介いたします。

卒業後にイギリスで働くためのビザには以下の2種類があります。

 

・Tier 2 ビザ

このビザは認定登録された教育機関から学士、修士、博士の学位またはPDCE/PGDEの資格を授与された、卒業して間もない学生が申請できるビザです。

UKVIに承認された雇用主からスキルの必要な仕事が得られた人は、出国せずにTier2の申請が可能です。最低賃金の規定を満たす仕事でなければならず、最低賃金は職業によって異なります。

規定を満たしていれば、この制度で発給できるTier2のビザの数には制限がありません。この制度ではイギリスに3年間滞在することができ、延長も可能です。

Tier 5一時就労ビザ

このビザは国外から申請しなければならないため、ビザ申請のために一度イギリスから出る必要があります。取得する資格に関連する卒業後の研修や職業体験を行う場合は例外で、イギリス国内でTier5政府認定交換制度というビザに切り替えることが可能です。

Tier5ビザを申請するためには、ほとんどの場合、承認を受けた雇用主から内定をもらい、ポイント制の審査にパスしている必要があります。ユース・モビリティ・スキームに申請する場合は、また別の条件があります。

Tier5のもとで行う職業体験とインターンシップは12か月までの制限がありますが、科学および医学分野の研究、フェローシップ、研修を含むその他の制度では2年までとなっております。

また、卒業後にイギリスでビジネスを立ち上げたい学生には次のようなビザがあります。

Tier 1(卒業後の起業ビザ)

ビザを申請するためには、この制度に登録しているイギリスの高等教育機関から推薦を受ける必要があります。この制度の下では1年間の滞在が許可されますが、、卒業した学校が推薦を継続してくれれば、さらに12か月滞在を延長することができます。詳しくはUKVIのWebサイトをご覧ください。

博士課程の学生

イギリスで博士課程を修了した学生は、技能を活かせる仕事を探したり自分でビジネスを始めたりするために、博士課程修了後12か月までイギリスに滞在することができます。博士課程修了後には申請できないので、「修了予定日」よりも前に申し込む必要があります。